【質問例】『転職面接で聞かれる質問8選まとめ』とその回答例を知る
【質問例】『転職面接で聞かれる質問8選まとめ』とその回答例を知る
この記事では、
・転職面接で聞かれることを知りたい
・特にスキルや経験もないけど大丈夫かな
・転職する際に注意すること
こういった疑問に答えます。
『本記事の内容』
・転職面接で聞かれる質問
・特にスキルや経験なしでも転職できる場合&理由
・転職する際に注意すること
この記事を書いている私は、社会人1年目で転職面接を5社経験し内定をいただいています。
また、就活時には本選考の面接通過率98%ほど。
こんな私が解説していきます。
目次
■1.転職面接で聞かれる質問をまとめました
その①自己紹介
その②現職の職務内容
その③今の会社を辞める理由
その④志望動機
その⑤現職で得たどんなスキルが活かせそうか
その⑥入社後に実現したいこと、3年後、5年後のビジョン
その⑦(転職回数が多い場合)その理由について
その⑧逆質問
□その①自己紹介
✓どんな意図の質問なのか?
まずは、「あなたがどんな方なのかを知りたい。」というのが面接官の目的です。
この質問は就活の時にも必ず聞かれるので、イメージしやすいかもですね。
✓回答の際に意識することは?
あなたがどんな方なのか説明するための「引き出し」を用意することを目的に次の3点を意識すると良いと思います。
1.現職について簡潔に話す
2.転職に至った理由を簡潔に話す
3.入社後・転職後にやりたいことを簡潔に話す
この辺りを意識できると良いと思います。
この後、質問をしてもらうための引き出しを提示することを意識しましょう。
✓回答例は?
○○と申します。本日は、貴重なお時間をいただきありがとうございます。
私は〇年間、△社で営業職に従事しておりました。(成果があればここで話す)
この度、○○を実現したいと考え、転職を決意いたしました。
御社に入社後は前職の経験を活かし、△△職で御社に貢献したいと考えております。
本日は、よろしくお願いいたします。
□その②現職の職務内容
✓どんな意図の質問なのか?
「前職でどんな経験をしてきたのか」「課題に対してどう対処できるのか」「どんなスキルを持っているのか」を見られているでしょう。
この質問は自己紹介と合わせて質問されることもあるため、できるだけ簡潔に話せるようにまとめておきましょう。
✓回答の際に意識することは?
自分がどんな経験とスキルを持っているのかを簡潔に伝えることを意識するために、次の2点を意識すると良いと思います。
1.どんな会社なのか簡潔に話す
2.どんな職種でどんな経験をしたのか話す
3.そのスキル・経験が次の会社でも活かせることを伝える
数字などの明確な成果がある場合には、ここで話しておきましょう。
話した内容について深掘りされると考えられるので、まずは簡潔にわかりやすい回答を意識しましょう。
✓回答例は?
前職の○○社は~という業種の企業で、私は○○の営業担当に~年間従事してまいりました。
テレアポやオンラインでの商談がメインの業務であり、週目標アポ〇件、月目標の売上金○○万円を達成してきました。
当初、目標が未達で苦しむこともありましたが、△△することで、翌月からは毎月達成することができました。
また、直近の1年間はチームの〇名のマネジメントにも取り組んでいます。
これらの経験を御社の〇〇職でも活かしていきます。
□その③今の会社を辞める理由
✓どんな意図の質問なのか?
あなたの転職理由から、「同じように辞めてしまうことはないか」「志望動機との一貫性はあるか」を見極めることが目的でしょう。
✓回答の際に意識することは?
回答の際は、次の2点を意識しましょう。
1.退職理由と志望動機が一貫していること
2.人間関係などの場合は、ポジティブに言い換えて伝える
✓回答例は?
退職理由は、「○○」を実現したいと考えたためです。(○○な環境で働き、自身のスキルを磨きたいと考えたためです。)
前職では、○○に従事しており、営業成績でも1位を達成することができましたが、××な経験をきっかけに、今後はより△△なスキルを身に着け、○○を実現したいと考えるようになりました。
以上の理由から、今回の転職を決意いたしました。
□その④志望動機
✓どんな意図の質問なのか?
「なぜ、うちの会社なのか」「この会社で何を実現したいのか」を知ることが、面接官側の目的でしょう。
✓回答の際に意識することは?
質問に回答する際は、面接官の意図に応えるためにも次の3点を意識しましょう。
1.その会社と自分の実現したいことの方向性があっていることを示す
2.自分がその会社にどう貢献できるのかを示す
3.企業と自分の進む方向のマッチ+経験からのきっかけ+実現したいことの説明+企業と自分の進む方向のマッチ
✓回答例は?
○○を事業にする(○○を掲げる)御社であれば、私の△△という目的が実現できると考えたためです。
前職では、お客様に対して~を提供することにやりがいを感じていましたが、より××な価値を届けたいと考えるようになしました。また、それを◎◎な職種で実現したいと考えました。
この経験から、△△という目的を持ちました。
そこで、○○を事業にする(○○を掲げる)御社であれば、この目的が実現できると考え志望しました。
□その⑤現職で得たどんなスキルが活かせそうか
✓どんな意図の質問なのか?
面接官は「うちで活躍してくれそうか」「挫折せずに働く力はあるか」を見ているでしょう。
すぐに辞めてしまっては、採用した面接官の責任になることもあるかもしれません。
✓回答の際に意識することは?
面接官に、「活躍できる」という安心感を与えるために、次の2点を意識しましょう。
1.何かのツールを使える場合、経験年数やツール数
2.業務での実績がある場合には、その実績も明確に伝える
✓回答例は?
前職にて、営業として月目標○○万円を達成した経験が、御社の△△職でも活かせると考えています。
営業に従事した当初、月目標の達成はできませんでしたが、①~。②~。に取り組むことで、達成することができました。
また、6名のチームメンバーをマネジメントした経験もあり、個人だけでなくチームの成績でも御社に貢献できると考えています。
以上のように、前職の営業職での経験を御社の△△職でも活かせると考えております。
□その⑥入社後実現したいこと、3年後、5年後のビジョン
✓どんな意図の質問なのか?
面接官は、この質問を通じて「ちゃんと将来のことも考えてうちを選んでいるか」「またすぐ辞めてしまわないかな」といった点を確認しているでしょう。
✓回答の際に意識することは?
この質問には、「その会社でどんなキャリアを歩みたいのか」をはっきりと伝えるために、次の2点を意識しましょう。
1.その段階で実現していたい理想像(身に着けたいスキル)を明確に伝える
2.何でそれを実現したいのかの理由も明確にしておく
実際の回答例はコチラです。↓↓↓
✓回答例は?
『入社後』
入社後は、○○に挑戦し、△△なスキルを身に着けたいと考えています。
今回転職を決意した理由でもある◎◎を実現するため、そして御社に貢献するためには、△△のスキルが必要になると考えているためです。
また、○○に挑戦することで、3年後、5年後のビジョンの実現にもつながると考えているため、入社後は、△△なスキルを身に着けたいと考えています。
『3年後』
3年後には、お客様からの要望に応え課題解決を実現できる人材になっていたいと考えています。◎◎を実現するためには、より多くのお客様に対して課題解決を実現する必要があると考えています。
そのため、3年後には、お客様を課題解決に導く力を身に着けた人材になり、5年後のビジョンの実現にもつなげていきたいと考えています。
『5年後』
5年後には、チームのマネジメントにも挑戦したいと考えています。
自身のマネジメント力を磨き、個人では出せないより大きな成果を生み出したいと考えているためです。そのため、5年後には、チームのマネジメントにも挑戦していたと考えています。
□その⑦(転職回数が多い・早期離職の場合)その理由について
✓どんな意図の質問なのか?
この質問では、「転職を通じて何を得ようとしているのか」「就活から一貫性を持って転職先を選んでいるのか」を知ることが、意図であると考えられます。
✓回答の際に意識することは?
これまでの転職活動の一貫性を伝えるためにも、次の3点を意識しましょう。
1.これまでの企業選びや業界選びの軸の一貫性を伝える
2.前職での経験を活かせることを伝える
3.志望動機との一貫性
✓回答例は?
理由は、自分の目的である○○を実現するために様々なスキルを身に着けたいと考えていたためです。
就活時に志した○○を実現するために、1社目は△△系の企業に入社し営業として経験を積んできました。
その後、2社目は◎◎を経験し、自身のスキルに磨きをかけることができると考え、入社を決意しました。
そして、これまでの経験とスキルを活かし、○○を実現できると考えたため、今回御社を志望しております。
※早期離職も同様に、1社目を選んだ理由と2社目を選んだ理由を明確に伝えるように意識しましょう。
□その⑧逆質問
✓どんな意図の質問なのか?
「うちに本当に興味を持っているか」を知るため、もしくは入社後のミスマッチを減らすための確認の場として使われることがあります。
✓回答の際に意識することは?
入社後に携わる具体的な業務に関する質問や会社の未来に関する質問が良いと思います。
私が意識したことは、次の2点です。
1.その相手にしか聞けない質問をすること
2.自分が入社後に関わる業務についての質問をすること
✓回答例は?
・○○さんは過去に営業職をご経験されたとのことですが、営業職として初めに直面した苦悩はどんなものでしたか?
・○○職で特に先輩方が苦労されるてんはどのような点ですか?
■2.特にスキルや経験がなくても問題ない理由
結論、問題ありません。
なぜなら、社会人経験さえあれば、未経験可の求人も複数あるからです。
私自身も社会人1年目、入社7か月で営業系の経験しかない状況で、初めての転職面接に応募しその企業から内定をいただくことができました。
当時の私も、未経験の職種に興味を持っており、不安でいっぱいでした。
しかし、「なぜその職種がいいのか」「今後、どんなキャリアを歩みたいのか」を明確にして臨んだ結果、内定をいただくことができました。
ここまで読んだ方は、もしかすると「転職したいけど、経験がないから、社会人経験があさいから不安・・・」と思うかもしれません。
しかし、自分がなぜ転職という決断をしたのか、どんなスキルを身に着けたいのか、世の中にどう貢献していきたいのかを明確にしていれば問題ありません。
私も初めは不安でしたが、一歩踏み出して自分の思考を整理すれば徐々に道が開けると思います。
なので、繰り返しですが、スキルや経験がほとんどなくても問題ありません。
■3.転職する際の注意点
その①何となくの転職になっていないか
その②転職先について理解できているか
その③前向きな転職になっているか
□その①何となくの転職になっていないか
✓なぜ注意が必要なのか
理由を明確にしておかないと、また同じ理由で転職が必要になる可能性があるためです。
上司からのパワハラなどが原因の場合は、即転職すべきだと思います。
ですが、「何となくつまらない」「仕事変えてみようかな」といった気持ちだけで転職してしまうと「やっぱり前の方が良かった」なんてことも起こり得ます。
そのため、「なぜ転職するのか」を自分でも納得できるまで理解することが重要にあると思います。
✓どうやって深堀すればいいのか
自分で理解する方法は大きく2点です。
1.自分で現状に対する不満や悩みを言語化してみる
2.転職経験者に話を聞いてみる
1は、自分の中でモヤモヤしているものを明確なものに変える際に役立ちます。
2は、実際に経験した方から、転職時に明確にしていたことやもっと深掘りをした方が良かったこと、理想と現実などの実体験を聞くと良いと思います。
以上の2点で、自分が本当に転職したいのか、転職でそれが可能のかを整理してみてください。
□その②転職先について理解できているか
✓なぜ注意が必要なのか
入社後の待遇や業務内容が自分のイメージと異なっていた場合、それが不満になり転職を繰り返すことに繋がる可能性もあります。
そのため、面接の際や入社前の面談などの際にしっかりと内容を確認しておきましょう。
✓どうやって深堀すればいいのか
次の2点が良いと思います。
1.面接時の逆質問
2.入社前の面談
□その③前向きな転職になっているか
✓なぜ注意が必要なのか
その①と同じように、何となく今の環境から離れるために転職をしてしまうと、「やっぱりやりたいこととは違った」ということが考えられるためです。
そうならないように、「実現したいことがある」「今の職場環境が酷いから、もっと良い環境で働きたい」などの目的を持った転職をしましょう。
✓どうやって深堀すればいいのか
次の2点で深掘りをするのがおすすめです。
1.その職場で働いている人に職場環境についての質問をする
2.やりたいことを言語化する
やはり、実際にその環境にいる方に聞くことや自分の本音を言語化することで、見えてくる部分があると思います。
1人で悩みすぎても煮詰まってしまうので、適度に人に頼りつつ明確にしていきましょう。
私のYouTubeチャンネルでも問題ないので、動画のコメント欄などにぜひお悩みを書いてみてください!
■まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
転職での不安や質問と回答例をまとめました。
今後も皆さんのお役に立てる記事を書きたいと思っているので、私のYouTubeチャンネルからどこかの動画にコメントいただければ、できるだけ早く記事にしたいと思っています!
よろしくお願いします!
改めて、お読みいただきありがとうございました!!